ウルトジャパン、アジアクロスカントリーラリー2023に協賛。参戦予定車のカラーリングも初公開

 7月13日、ウルトジャパンは、ウルトグループの一員であるウルトタイと共同で、8月13日から同19日にかけてタイとその隣国ラオスで開催されるアジア最大級のクロスカントリーラリー『第28回アジアクロスカントリーラリー2023』の大会協賛を行うと発表した。

 FIA国際自動車連盟の公認イベントであるAXCRアジアクロスカントリーラリーは、その名のとおりアジア地域を舞台に開催されているラリーイベントで、初開催は1996年。今年で28度目の開催を数える。

 主な開催地はタイやマレーシア、ベトナムなど東南アジア地域の国々であり、過去の大会では当該地域の8カ国で開催されてきた。来月行われる2023年大会は、昨年と同様にタイをスタート地とするが、フィニッシュ地点はカンボジアからラオスへと変更されている。

 同クロスカントリーラリーのステージは、山岳地帯やジャングル、沼地、渡河、砂漠、プランテーションなど多岐にわたり、大自然が生み出す予測不可能な気象条件の変化もラリーを一層チャレンジングなものとする。とくに今大会は開催時期が現地の雨季にあたるため、参加者からは「難易度が上がる」との声も挙がっている。

 そんなAXCR2023に参戦するウルトTRDハイラックスMSBトラス135とのスポンサー契約締結に続き、今大会への協賛をアナウンスしたウルトジャパンは「大会協賛というかたちで、このような素晴らしいイベントに参画できることを大変光栄に思っております」としている。

 また、ウルトジャパンはこの発表を行った13日に、新田正直と里中謙太のペアが乗り込み、タイ~ラオス間の約2000kに及ぶラリーに挑む『TRDハイラックスMSB』の2023年カラーリングを初公開した。

●ウルトジャパン アジアクロスカントリー2023 特設サイト:https://www.wuerth.co.jp/jp/microsite/asiacrosscountryrally.php

アジアクロスカントリーラリー2023に挑戦するウルトTRDハイラックスMSBトラス135
ドライバーの新田正直(左)とコドライバーを務める里中謙太(右)
2023年仕様のカラーリングとなったウルトTRDハイラックスMSBトラス135(WÜRTH TRD HILUX MSB Tras135)のAXCR2023参戦車両
TRDハイラックスMSBでは、2023年大会も昨年に引き続き、天然繊維コンポジットボディパーツを用いて持続可能な材料のテストが行われる
ウルトのケミカル製品
TRDハイラックスMSBのコクピット
8月13~19日にタイとラオスで開催されるアジアクロスカントリーラリー2023に参戦するTRDハイラックスMSB

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