文星芸大付など3回戦へ 矢板中央、センバツ出場石橋撃破 高校野球栃木大会第7日

無四球完投で3回戦進出に貢献した小山の佐々木=県営

 第105回全国高校野球選手権記念栃木大会第7日は13日、県営球場など3球場で2回戦の残り8試合が行われ、今春の選抜大会に出場したシード石橋が矢板中央に初戦で敗れる波乱。このほか前回王者の国学院栃木、春準優勝の文星芸大付などが勝ち上がり、16強が出そろった。

 矢板中央は2点を追う八回、1死満塁で斎藤瀧成(さいとうりゅうせい)が走者一掃の適時二塁打を放ち逆転。石橋に3-2で競り勝った。小山高専は栃木翔南との打撃戦を制し、2006年以来、17年ぶりの3回戦進出を決めた。

 烏山は先発酒井諒(さかいりょう)の6安打完封で真岡に競り勝った。文星芸大付は5-1で宇都宮短大付を退け、前回王者の国学院栃木は12-5で栃木に快勝した。

 大会第8日は15日、県営、清原の両球場で3回戦4試合を行う。

【大会第7日の試合結果】
文星付5-1宇短大付
烏山1-0真岡
大田原8-3白楊
小山4-1鹿商工
矢板中央3-2石橋
小山高専10-6栃木翔南
小山西5-3鹿沼
国学栃木12-5栃木

2回戦で矢板中央に敗れ、肩を落とす石橋ナイン=清原

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