小売り大手6社、いずれも増収 外出機会増え、訪日客も回復

 小売り大手6社の2023年3~5月期連結決算が13日、出そろった。外出機会の増加や訪日客の回復で全社の売上高が前年同期を上回り、セブン&アイ・ホールディングス(HD)、イオン、ローソンは3~5月期としては過去最高だった。セブン&アイHDとイオンを除く4社は純利益も前年同期を超えた。

 セブン&アイHDは、売上高に当たる営業収益が8.3%増の2兆6506億円。国内のコンビニで実施したフェアで1店舗当たりの売り上げが伸びた。純利益は35.1%減の421億円。米コンビニ大手スピードウェイのガソリン販売の損益が原油価格の下落で悪化した。

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