モナコが新守護神獲得に迫る! スイス代表GKケーンの交渉が大詰めに

[写真:Getty Images]

モナコがレッドブル・ザルツブルクに所属するスイス代表GKフィリップ・ケーン(25)の獲得に迫っているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

モナコでは直近2シーズンに渡ってドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルが正GKを務めてきた。しかし、同選手がバイエルンへローンバックしたことで、新守護神探しが今夏の優先事項となっている。

そういった中、アディ・ヒュッター新監督と新任のスポーツディレクターであるチアゴ・スクーロ氏は、かつて自分たちが仕事をしてきた『レッドブル・グループ』の伝手を生かし、新守護神の獲得に近づいているようだ。

シャルケやシュツットガルトの下部組織育ちのケーンは、2017年にRBライプツィヒに加入。しかし、同クラブでプレーすることなく、翌年にザルツブルクへ完全移籍。リザーブチームにあたるリーフェリング、スイスのFCウィルでの武者修行を経て、2021–22シーズンからオーストリア屈指の強豪の守護神に定着した。

また、U-18チームまではドイツ代表の世代別チームでプレーしたが、U-19チームから母親の母国であるスイス代表に変更。デビューは果たしていないが、フル代表にも招集されている。

ケーンに対してはブンデスリーガの複数クラブが関心を示していたが、長らく『レッドブル・グループ』で働いていたスクーロ氏のラインを生かして交渉を優位に進め、クラブ間での交渉は最終段階を迎えているようだ。

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