「宮古うみねこ丸」1周年、感謝込め海上花火 16日に記念イベント

遊覧船「宮古うみねこ丸」=2022年5月29日

 宮古市の遊覧船「宮古うみねこ丸」の運航開始1周年を記念した海上花火の打ち上げに向け、市がふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング(CF)で寄付を募っている。発着所がある出崎埠頭(ふとう)付近で16日夜に予定し、就航を応援してくれた人たちへの感謝を発信する。

 花火は15~17日に開かれる1周年記念イベント・宮古うみねこ丸フェスティバルの一環。友好交流都市の秋田県大仙市から花火職人を招き、「大曲の花火」約500発が宮古の夜空と海を照らす。

 寄付の目標額は300万円で、ふるさと納税仲介サイトが運営する「さとふるクラウドファンディング」を通じ18日まで受け付ける。1口千円からで目標額に達しなくても打ち上げは行う。

 花火の打ち上げは16日午後7時半から。フェスティバルは出崎埠頭の特設会場で開催し、出店や郷土芸能ステージ、臨時便運航などで節目を盛り上げる。

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