長らく観光地・熱海の顔として市内の宿泊業界をけん引し、2021年に閉館した「ホテルニューアカオ」が新たなホテルとして生まれ変わり、12日、グランドオープンしました。
グランドオープンには熱海市の観光関係者などが集まり、テープカットを行ってオープンを祝いました。観光地の宿泊業界をけん引してきたホテルニューアカオは、新型コロナの影響で客室稼働率が低迷し、2021年11月に閉館していました。
その後、ホテルはアメリカの投資ファンドに売却され、ホテルの運営は、全国140か所以上で宿泊施設を運営する「マイステイズ・ホテル・マネジメント」が引き継ぎました。
改装を経てオープンした本館は「ホテルニューアカオオーシャン・ウィング」と名を変え、客室は全部で250室。500人収容可能な市内最大級のダイニングもリニューアルされました。
また、昭和レトロを売りにしたコーナーやインドアプールも用意されています。
(マイステイズ・ホテル・マネジメント 山本俊祐 会長)
「もともとの良さを残しながらその延長にこれからの50年間愛され続けるホテルになる」「特徴あるホテルになると強く確信している」
コロナ禍を経て、熱海のシンボルとしてふたたび輝きを取り戻すのか期待されます。