「金塊の売買で利益を上げている」 投資名目で1700万円だまし取られる

滋賀県警草津署

 滋賀県警草津署は13日、滋賀県草津市の会社員男性(62)が金の投資名目などで現金約1700万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性は昨年11月ごろにSNS(交流サイト)で知り合った女からメッセンジャーアプリで「金塊の売買で利益を上げている」「情報分析のプロである姉の指示で取引すれば成功する」などと持ち掛けられ、投資サイトに登録。指定口座に送金すると利益が出たため、さらに現金を4回振り込んだ。出金時に両替手数料名目で約500万円を求められ、今年4月10日に振り込んだという。

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