広島県「グルメ」と「特産・土産」でトップ10 じゃらん 国内宿泊旅行調査

大手旅行サイトが、昨年度の国内宿泊旅行調査の結果を発表しました。「地元グルメ」と「特産品・土産部門」で広島県がランクインしました。

じゃらんリサーチセンターが昨年度、国内旅行をしたおよそ15000件の回答をまとめました。

2022年度「地元ならではのおいしいものが多かった」

「地元ならではのおいしいものが多かった」ランキングでは、広島県は72.2%で、前の年度の32位から9位に大きくランクアップしました。お好み焼き・カキ・尾道ラーメンなどが人気でした。

第1位は石川県、2位・北海道、3位・富山県と海鮮の産地が並んでいます。

2022年度「魅力のある特産品や土産物が多かった」

続いて、「魅力のある特産品や土産物が多かった」というランキングでも、広島県は前の年度の25位から7位にランクインしました。もみじまんじゅうやレモンケーキ、日本酒などが人気でした。

第1位にはミルクやじゃがいもを使ったお菓子・海産物・ラーメンなどが人気の北海道が初めて輝きました。2位は、お菓子や工芸品が人気の沖縄県が入りました。

広島県が健闘した理由

調査したリクルートによりますと、広島県が健闘した理由について、宿泊旅行者数が大きく回復し、特に18~34歳の若い世代が3割を占めていることを挙げています。まんべんなく全国から旅行者が訪れていて、中でも初めて広島を訪れたという人が多く、広島・宮島への来訪率が伸びているということです。

現地情報やアクセスのよさなどの評価も高く、街を中心としたアクティブな観光旅行が戻っている兆しだと思います。

総合ランキング

グルメや土産物に加え、宿泊施設やレジャー施設も含めた総合ランキングでは、残念ながら広島県はトップ10外の15位。沖縄県が18年連続で1位となっています。

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