マドリー加入からわずか1年のチュアメニに移籍の打診相次ぐ…プレミア勢から強い関心

[写真:Getty Images]

フランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(23)の獲得に向けた打診がレアル・マドリーに相次いでいたようだ。

昨年7月にモナコから移籍金8000万ユーロ(約123億8000万円)で加入したチュアメニ。フランス代表として臨んだカタール・ワールドカップ(W杯)を境にややパフォーマンスを落とした感は否めないが、1年目から公式戦50試合に出場とフル稼働した。

スペイン『Relevo』によると、シーズン終了後、そんなチュアメニの獲得を画策する複数のクラブからの打診がマドリーに相次いでいた模様。優れたフィジカルを有するチュアメニはとりわけプレミアリーグ勢からの関心が強かったとのことだ。

しかし、マドリーは加入からわずか1年のチュアメニを市場に出さず。現在のチームにはブラジル代表のFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ・ゴエスといった、時間をかけて替えの効かない存在へと成長していった選手たちも在籍しており、「チュアメニの売却」という選択肢は一切ないようだ。

チュアメニは6月の代表ウィークに招集されていた他の選手たち同様、すでに始動済みのチームには合流しておらず、今月20日まで休暇を取り、アメリカで開催されるプレシーズンツアーに現地合流するとのことだ。

今夏はイングランド代表MFジュード・ベリンガム(20)、トルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)も加入し、中盤のポジション争いが激しさを増すことは想像に難くない。チュアメニのさらなる成長に期待したい。

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