【Players on Fire】後半戦の巻き返しを狙うパドレスでついに打棒復活の主砲

まさかの地区4位と低迷するパドレスが、7月は6勝2敗で前半戦を終了。これまで打棒が振るわなかった主砲がようやく復活してチームを牽引した。巻き返しを図るパドレスのマニー・マチャドの勢いは後半戦も要注目だ。

昨季はフェルナンド・タティスJr.が怪我や禁止薬物の使用による出場停止を受けながらも、2年ぶりにワイルドカードでポストシーズンに進出したパドレス。今季はタティスJr.の復帰に加え、レッドソックスからザンダー・ボガーツをFAで獲得し、上位の成績が予想されていたものの、まさかの地区4位と低迷している。

その要因の1つが主砲マニー・マチャドの不振だ。5月には死球を受け、左手中手骨の骨折で故障者リスト(IL)入り。復帰後も成績は伸びず、6月終了時点で打率.243、9本塁打、33打点。チームも首位から11.5ゲーム差の4位に沈んでいた。

しかし、7月に入るとついに主砲が目覚めた。7月最初のレッズ戦で2打席連続アーチを放ち、復調への狼煙(のろし)を上げた。

日本時間7月11日には週間MVPを受賞。6試合に出場して打率.478、4本塁打、13打点、OPS1.599と圧巻の活躍を見せた。その期間での本塁打数はメジャートップタイで、打点は単独トップ。圧巻だったのは前半戦最後のメッツ戦で、メジャーを代表する豪腕マックス・シャーザーからレフトとライトへの2ホーマーを放った。

主砲の復調でパドレスも7月に入って6勝2敗で前半戦終了。この勢いで後半戦を迎えるマチャド、そしてパドレスの巻き返しからも目が離せない。

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