ミランは13日、チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。また、背番号は「11」を着用する。
2019年1月にドルトムントからチェルシーへと完全移籍したプリシッチ。5760万ポンド(約104億円)の移籍金は、北米出身選手として最高額の移籍金となっていた。
そのままドルトムントへと半年間レンタル移籍すると、2019年6月に正式加入。4シーズンをプレーし、公式戦145試合で26ゴール21アシストを記録。しかし、2022-23シーズンはクラブの超大型補強により、出場機会が激減。公式戦30試合に出場したが、先発はわずか11試合で出場時間も1012分にとどまっていた。
ミランへの移籍が決まったプリシッチは、緊急で行われた入団記者会見で以下のように喜びを語った。
「ようやくミラノに来ることができて、とても興奮している。クラブの歴史、練習場を見ただけで、すべてが特別なものだと感じた。この歴史的なクラブの一員になれることを光栄に思っているよ」
なお、『フットボール・イタリア』によれば、移籍金は約2000万ユーロ(約31億円)+最大200万ユーロのボーナス(約3億1100万円)になったとのことだ。