本州で１位の生産量を誇る生乳と乳製品の消費拡大に向け、栃木県牛乳普及協会がキッチンカーを導入し、１３日県庁でお披露目式が行われました。一方、県は新たに県産牛乳の「消費拡大月間」を夏と冬に制定し消費の拡大を図ります。
お披露目されたのはホルスタイン柄のミルクキッチンカー「ミルット号」です。栃木県は生乳の生産量が北海道に次いで全国２位を誇る酪農が盛んな県で県産の牛乳のおいしさや利用方法をＰＲしようと誕生しました。
福田富一知事はあいさつで、栃木県では新たに８月と１２月を「栃木県民牛乳消費拡大月間」にすると発表し、「夏ミルク」、「冬ミルク」を合言葉においしい牛乳を飲んで欲しいと述べました。
お披露目式の後には牛乳やイチゴミルクなどのフレーバーミルクの試飲が行われ、通りかかった人たちがうだるような暑さの中、冷たい牛乳を味わっていました。
キッチンカーは今後、イベント会場などで牛乳や牛乳を使った料理の試食や販売などを行う予定で県牛乳普及協会では、今年度４０回ほどの活動を見込んでいます。
