酒井高徳と扇原貴宏、「サッカー放送がネット配信のみ」の状況を危惧。地上波放送の必要性を訴え

ヴィッセル神戸の元日本代表DF酒井高徳とMF扇原貴宏が、スポーツマネージメント会社『UDN Sports』のInstagramで対談を行っている。

13日に公開された動画では、この2選手が日本のサッカー人気を高めるための方法について語っていた。

酒井「サッカー人気が落ちたというよりも、それ以外のものに人の目が向くことがありすぎるだけかなと思う」

扇原「興味が減ったのではなく、単純に分散されている気がする。もう少し地上波でテレビ放送があった。それが減りすぎて。

オリンピックの予選ですら地上波で放送されていたし、興味がない人にとってもサッカーに触れる機会が今よりも多かった気がする。今はそれを見ようとしなければ見られない環境にある」

酒井「DAZNとか、スカパーとかね」

扇原「興味を示していない人でも勝手に目に入ってくる時間がもっと多かった気がする。そこは寂しいなという思う」

酒井「地上波でサッカーが流れるようになったら、人気は一気に上がるんじゃないかなと思うけどね、俺は」

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DAZNやスカパーなどで数多くのサッカーの試合が放送されるようになった一方で、地上波のテレビで流れる機会が減少。それが競技自体の人気を落としているのではないか…と危惧しているようだ。

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