アルテタ監督、ハヴァーツのアーセナルデビュー戦を語る

写真:プレシーズンマッチでアーセナルでのデビューを飾ったハヴァーツ ©Getty Images

アーセナルは7月13日、ニュルンベルクとのプレシーズンマッチを行い、1-1の引き分けに終わった。この試合では6月に移籍金6500万ポンド(約117億7330万円)で加入したドイツ代表FWカイ・ハヴァーツが途中出場し、アーセナルでのデビューを飾ったものの、得点に絡むことはできなかった。

試合後、ミケル・アルテタ監督はハヴァーツについて「彼がどのようにチームに順応し、お互いのことを理解し、いい関係性を築いていくのか見守らなければならない。サッカーとはそういうものだ」と語り、プレーすべきポジションについては「どこでプレーするのがベストなのかは時間が解決してくれるだろう」と、チームへの順応にはもう少し時間がかかることを示唆した。

また、試合全体については「ポジティブな側面はたくさんある。より多くのゴールを決められそうなチャンスもあった。若い選手が主力選手と同じようにプレーし、いいプレーを見せてくれたのは素晴らしいことだ」と選手たちに高評価を与えている。

一方、ハヴァーツ自身はアーセナルでのデビューを飾ったことについて「とてもうれしい。僕にとってアーセナルはビッグクラブだし、ここでプレーするのが夢だった。グループの一員になれてうれしいよ」とコメント。

「チームに合流してまだ4日目」としつつ、「最初の瞬間から、とても歓迎されていると感じている。すでにグループの一員になっていると実感している」と語り、チームに今後どう順応していくのかについては次のように語っている。

「チームのプレースタイルに慣れるまでに数日間、もしかしたら数週間かかるかもしれない。それは明らかなことだ。でも、僕はこれからフィジカルフィットネスを取り戻してクラブのためにすべてを尽くすつもりだし、リーグ戦では最高レベルのパフォーマンスを見せたい」

なお、試合は7分にイングランド代表FWブカヨ・サカのゴールで先制したものの、62分にイタリア代表MFジョルジーニョのOGで同点とされ、そのまま終了した。

© 株式会社SPOTV JAPAN