広島県内企業の6月の景況感は、製造業・非製造業ともに前の月より上昇しました。
広島商工会議所の調査によりますと、「景気が良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を引いた先月の景況指数は、「製造業」が前の月より2.2ポイント上昇して6.3。「非製造業」が2.7ポイント上昇して0.0で、いずれも改善しました。
製造業は「食品」が17.4ポイント上昇しました。新型コロナの5類移行で人流が活性化し、飲食店やホテル向けの業務用が伸びているということです。
またG7広島サミットで、お好み焼きなどご当地グルメがメディアに露出したことが追い風になったという声もあります。
非製造業ではホテルなどで観光客の宿泊が増えたことに加え、宴会需要も復活していて、「サービス業」が19.7ポイント上昇しました。一方、「建設業」は物価高で受注が減ったことなどで、6.3ポイント悪化しました。
