キャンプで絶対に盛り上がる「事前準備不要!ルール簡単!すぐに楽しめる!」最高アナログゲーム集【江凸崎馬門セレクト】

キャンプに行って、家族や友人とより一体感を感じながら盛り上がりたい人におすすめなのが、頭や体を使って楽しめるアナログな遊びやゲーム。シーズン35の『一周回って王道キャンプ』でも、プレゼンキャンパーの江凸崎馬門さんが、様々な遊びをロケの中で提案してくださりました。本記事では、番組内で出演者たちが楽しんでいたミニゲームはもちろん、オンエアに乗らなかったものや、江凸崎馬門さんが普段のプライベートキャンプで楽しんでいる遊びまで、ご本人の許可のもと一挙公開します!

一体感が深まり、キャンプがもっと楽しくなる!そんなお手軽ゲームが目白押し

特別な道具や事前の準備がなくても実践できるアナログな遊びは、いつでもどこでも楽しめる最高のエンタテインメント。

『おぎやはぎのハピキャン』シーズン35では、プレゼンキャンパーの江凸崎馬門さんが、その魅力を余すことなく伝えてくれました。ロケ現場では馬門さんが様々なアナログゲームを提案し、おぎやはぎさんや本田仁美(AKB48)さんがその面白さを実感。

しかしながら、馬門さんが提案した遊びのすべてが番組で紹介されたわけではありません。本記事では番組未公開の遊びや、馬門さんが普段のプライベートキャンプで楽しんでいるゲームを紹介します。

では、さっそく見ていきましょう。

「しりとり」に比べて高度な頭脳とボキャブラリーが要求される「しりしりとり」

【基本DATA】
推奨人数:2名以上
推奨年齢:10歳以上
所要時間:1〜5分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★

『おぎやはぎのハピキャン』シーズン35の放送で、川辺でチェアリングしていた際にみんなで盛り上がったゲームが「しりしりとり」です。通常の「しりとり」は、前の人が口にした単語の「最後の1文字」を拾って、次の単語を発言し、次の人に繋げていくゲームです。

一方でこの「しりしりとり」は、前の人が言った単語の「最後の1文字」ではなく「最後の2文字」を取って次の単語を考え、発言するゲームとなります。

【例】
1人目:【かい(さつ)】

2人目:【(さつ)ま(あげ)】

3人目:【(あげ)だしど(うふ)】

4人目:【(ウフ)ララけい(こく)】

といった具合に言葉を繋げていければ成功です。逆に、単語が頭に浮かばなかった人は負けとなります。

なお、それ以外にも通常の「しりとり」とは異なるルール(ローカルルール含む)がいくつかあります。赤字の部分がそれに該当します。

【しりとりとは異なるルールA】
1人目:モノマネ

2人目:マネキン
最後の2もじなので『ん』で終わっても大丈夫

3人目:金メダル

4人目:ダルビッシュ
小さい文字も1文字としてカウント。次の人はシュから。ただし「マンジュウ」や「キャンプジョウ」など、2文字前が小さい文字だった場合、次の人は2文字ではなく3文字を取って言葉をつなげなくてはいけない(「ジュウ〜」や「ジョウ〜」)

5人目:シュークリーム
音引き(―)から始まる言葉はないので「シュークリーム」と言った人は負け。同様に下から2文字目が「ん」で終わっても負けとなります。

撮影現場でも大盛り上がりだったこちらのゲーム。実際にやってみながら、より遊びやすいように各自でルールを追加してもいいかもしれませんね。

リズムに乗って的確な回答を。ひらめきと瞬発力が試される「いろいろゲーム」

【基本DATA】
推奨人数:2名以上
推奨年齢:5歳以上
所要時間:1〜5分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★

続いては、番組内で薪ジェンガの順番決めをする際に行った「いろいろゲーム」をご紹介。

古今東西ゲームのリズムで最初の人が「青・緑」といった具合に“色を2つ”言い、次の人がその色から想起される“モノを2つ”(「青・緑」に対する回答として「海・ピーマン」など)を答えてから、さらに次の人に”2つの色“をお題として振っていくゲーム。リズムに合わせて適切な回答ができなかった場合は負けとなります。

言葉では伝わりにくいかもしれませんが、下記の具体例を見ればルールは理解できるはず。

【例】
1人目:『イロ・イロ♪ ➡パン・パン(手拍子)♪ ➡緑・黒♪』

全員で:➡パン・パン(手拍子)♪

2人目:『ブロッコリー(「緑」に対する回答)・ゴマ(「黒」に対する回答)♪➡パン・パン(手拍子)♪➡青・白♪(次の人への振り)』

全員で:➡(手拍子)パン・パン♪

3人目:『空(「青」に対する回答)・雪(白に対する回答)♪➡パン・パン(手拍子)♪➡赤・黄色♪(次の人への振り)



以下繰り返し。

前の人が発した色や単語は、重複して使ってもOK。ただし「同じ色×2」をお題として振られた場合に、同じ単語を繰り返して回答するのはNGとなります。

【例】
1人目:『イロ・イロ♪ ➡(手拍子)パン・パン♪ ➡黄色・黄色♪』

全員で:➡(手拍子)パン・パン♪

2人目
OK:たくあん・レモン
NG:たくあん・たくあん

こちらもシンプルなルールながら、撮影現場で非常に盛り上がりました!

指と指がぴったり合わさった時、心の距離も急接近!「ETゲーム」

【基本DATA】
推奨人数:4名以上
推奨年齢:2歳以上
所要時間:1分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★★

次に紹介するのは、馬門さんイチオシの「E.T.ゲーム」です。これは、映画『E.T.』で10歳の少年とE.T.が指と指を合わせるシーンを再現したゲーム。

2人1組となって互いに向かい合ったのち、どちらか片方の人がゆっくりと前に歩き出して(もうひとりはそのまま動かない)よきところでストップ。

互いに人差し指を前に向け、腕をまっすぐに伸ばした時に相棒の人差し指の先とピッタリ触れる事ができたら成功です。

ちなみに立ち止まってからの基本姿勢は直立。近すぎて腕を曲げたり、逆に遠すぎて体を伸ばしたりするのはNGとなります。

男女で2人1組になって、相手の腕の長さを予測して指を前に……。そんなシチュエーションでピッタリ指先が触れ合った日には、新たな恋が始まる予感♪

耳を澄ませて心で聴く!あなたは何曲当てられる?「全員ボーカルゲーム」

【基本DATA】
推奨人数:6名以上
推奨年齢:2歳以上
所要時間:5〜10分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★★

大人数で焚き火を囲みながら楽しみたい、馬門さんおすすめのゲームが「全員ボーカルゲーム」です。

2チーム以上(各チーム3人以上推奨)に分かれ、まずは先攻チームのメンバー全員で同時に異なる歌をワンフレーズ熱唱します。後攻チームはみんなで相談しながら、先攻チームのそれぞれのメンバーが歌った曲を言い当てていきます。

後攻チームがひと通り答え終わったら攻守交代。今度は、後攻チームが一斉に異なる歌を熱唱し、先攻チームに曲名を答えてもらいましょう。

よりたくさんの曲を言い当てられたチームの勝ちとなります。

お酒が入ると、みんなの歌う声も大きくなりますし、音程も外れがちになるので、ゲームを繰り返すうちにどんどん正答率が下がってしまったり(笑)。

もちろんこのゲームを行う際は、周りへの配慮も忘れずに!

「メタ推理」が大事?身内同士でもなかなか正解にたどり着けない「順番ゲーム」

【基本DATA】
推奨人数:6名以上
推奨年齢:3歳以上
所要時間:5〜10分
ルール難易度:★
盛り上がり度:★★★★★

次に紹介するのも、道具を使わずにすぐに盛り上がれる「順番ゲーム」です。

2チーム(各チーム3人以上推奨)に分かれたのち、(事前にみんなで考えた)お題に合わせて、それぞれのチーム内のメンバーで並び順を入れ替わり、正しく並べたチームの勝ち。

お題の例としては

「父親の名前の漢字の総画数が多い→少ない順」や「中学校の時の修学旅行の場所が北→南の順」などがありますが、この時、チーム内のメンバー同士で、そのままズバリの答えを明かし合うのはNG。

ただし、「父親の名前の呼び名(ひらがな)」や「修学旅行で印象的だった食事」といったヒントは出し合ってOK。それらのヒントを手がかりに、仲間内で推理を働かせながら正しく並んでいくというゲームです。

ちなみに両方のチームが並び順を間違っていた場合は、どちらかのチームが正しく並べるまで「お題」を変えながらゲームを繰り返します。

お題に沿って正確に並ぶのが意外と難しく、チームプレイも必要となるこのゲーム。あまりに間違いが続くと、メンバー同士の関係がギクシャクすることも(!?)

〈その他のお題例〉
母親の誕生日:月日が早い→遅い順
初恋の人の下の名前:50音順

仲間同士でどこまで意識を共有できるのか?「キャンプギアポーカー」

【基本DATA】
推奨人数:6名以上
推奨年齢:3歳以上
所要時間:5〜10分
ルール難易度:★★★
盛り上がり度:★★★★

最後に紹介するのは、馬門さんがプライベートで盛り上がったという、キャンプギアを使った「キャンプギアポーカー」です。

2チーム以上(各チーム3人以上推奨)に分かれ、自分たちが持ってきた特定のジャンル(ここでは料理)のギアを「せーの」でテーブルの上に出します。

勝敗は、トランプの「ポーカー」と同じで、道具のかぶり具合に応じて決まります。ポーカーと同様に「ワンペア➡ツーペア➡スリーカード(スリーギア)」の順に強くなっていきます。

たとえば、上の写真の場合

【左側のチーム➡フルハウス】
まな板 ×2
フォーク ×3

【右側のチーム➡2ペア】
お皿 ×2
包丁 ×2
スプーン ×1

ということで、左チームの勝ちとなります。

料理道具に限らず、焚き火グッズや寝具など、テーマを変えながら楽しむこともできますが、「せーの」の合図でテーブルの上に出す前に、キャンプギアを仲間に見られてしまった時点で反則負けとなりますので、サイズが大きすぎるギアは手にしないほうがよいでしょう(笑)。

協力したり、競い合ったりしながら、楽しみ、学ぶのがアナログゲームの醍醐味!

いかがだったでしょうか? 今回紹介した江凸崎馬門さんイチオシの「キャンプで楽しめるアナログゲーム」は、シンプルでありながらも、家族や友人とのつながりが深まりそうなものばかり。

気づけばみんなが笑顔になり、素敵な思い出を共有できることでしょう。次回のキャンプでは、ぜひこれらのゲームを実践し、アウトドアで過ごす時間を充実させてください!

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