英プログレ界のスーパーグループ、EL&Pが27年振り、4度目の来日公演を12月に開催! 故キース・エマーソン、グレッグ・レイクとカール・パーマーが時空を超えてステージで奇跡の共演!

1970年にイギリスで結成されたエマーソン・レイク・アンド・パーマー(以下、ELP)が、1972年7月の初来日(後楽園球場&甲子園球場)以来、1992年、1996年を経て27年振りに来日を果たす。 ただしキーボードのキース・エマーソンと、ヴォーカル&ベースのグレッグ・レイクは2016年に逝去。現存メンバーはドラムのカール・パーマーひとり。果たしてどうやってライブ・パフォーマンスを行うのか? なんとキース・エマーソンとグレッグ・レイクの残された映像と音声と共に、カール・パーマーとそのバンドが生演奏でステージで共演をするという。 カール・パーマーによると5年ほど前に、デジタル・ホログラムを使ってバンドを再結成するアイディアを模索したそうだ。結果、ELP結成25周年の年に英ロイヤル・アルバートホールで開催した再結成公演の映像に『僕らが必要とする全てがあると分かったんだ。キースとグレッグのカメラ・ショットと、彼らのパフォーマンスの素晴らしいオーディオ・トラックだけを使い、映像とステージ・パフォーマンスの組み合わせでELPの魔法を蘇らせるんだ!』と本ツアーへの意気込みを語る。

ステージでは3面の巨大なLEDスクリーンを使い、1992年のキース・エマーソンとグレッグ・レイクと、現在のカール・パーマーが映し出され、時空を超えた共演が実現する。このデジタル&フィジカルが融合した画期的なツアー「WELCOME BACK MY FRIENDS “THE RETURN OF EMERSON,LAKE & PALMER”」は2022年11月から北米でスタート。2023年秋に始まる今年二度目の北米ツアーを経て、12月にいよいよ日本にやって来る。 昨秋の全米ツアーでは、主に1stアルバム『Emerson, Lake & Palmer』(1970)収録の「ラッキー・マン」「ナイフ・エッジ」、2ndアルバム『タルカス』(1971)収録の「タルカス」、『トリロジー』(1972)収録の「フロム・ザ・ビギニング」、『ブラック・ムーン』(1992)収録の「ペーパー・ブラッド」等が演奏された。本ツアーでは「悪の教典#9 第1印象」[『恐怖の頭脳改革』(1973)から]や『展覧会の絵』(1971)の中からの楽曲の演奏も予定しているとのこと。ファン必見の彼らの最後の日本公演となることは間違いない。 「ザ・リターン・オブ・エマーソン、レイク & パーマー」のチケットは7月15日(土)より先行抽選の受付がスタートする。詳細は公演オフィシャルサイトを参照していただきたい。

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