クンデが休暇中に脳トレ、神経科学の第一人者からセッション 「脳の処理能力を高める」

[写真:Getty Images]

バルセロナのフランス代表DFジュール・クンデが脳トレに励んでいたようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。

昨年7月にセビージャから加入したクンデ。本職はセンターバックだが、バルセロナでは右サイドバックとしてレギュラーを確保し、昨シーズンの公式戦40試合に出場。ラ・リーガ38試合で20失点という堅守、そして4年ぶりとなる優勝に貢献した。

そんなクンデは15日にチームへ合流する予定。ここ最近はアメリカ・ロサンゼルスで休暇を満喫していたようだが、同時にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCが保有する施設を借りて自主トレーニングに励んでいたという。

また、自主トレにはフランス代表のチームメイトであるレアル・マドリーのMFオーレリアン・チュアメニも参加。両選手は共通の知人である理学療法士を通じ、神経科学会社『Neurovision』のアッシュ・パーカー博士からセッションを受けていたとのことだ。

神経科学研究の第一人者だというパーカー博士。「私の仕事は、サッカー選手の脳内に入ってくる情報の認識力を高めること。脳がより早く、適切に、情報を処理するのを手助けすることです。脳は一度学んだことを決して忘れません」

プレーの判断力に好影響を与えるとされセッションを受けたクンデ。来たる新シーズンのさらなる活躍に期待したい。

なお、バルセロナはアメリカでのプレシーズンツアーが予定されており、22日にユベントス、26日にアーセナル、29日にレアル・マドリー、来月1日にミランと対戦する。

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