高校生や教職員が水難事故の対処法を学ぶ 宮城・多賀城市で講習会

これからの時期は水の事故に注意が必要です。宮城県多賀城市では高校生や教職員が服を着たままプールに入り、その対処法を学ぶ講習会が開かれました。

多賀城市で開かれた講習会には、防災を専門に学ぶ多賀城高校の生徒や近隣の小中学校に勤務する教職員など約60人が参加しました。

講習会では、宮城海上保安部の職員から水に落ちた時の基本的な動作などについて説明を受けた後、服を着たままプールに入り、水を吸収した服の重さを体験しました。

参加者はペットボトルを使った浮き上がり方などを学び、水難事故に巻き込まれた際の対処法を学びました。

中学校教員「これから夏休みに入るので、子どもたちが命を落とさないことが一番だと思うので、夏休み明け元気に会えるような指導をしていきたいと思います」

宮城県では2022年、5人が遊泳中の水難事故に遭っていて、2021年より4人増えました。

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