JICA海外協力隊が千葉県庁表敬 ルワンダからの帰国の隊員ら

JICA海外協力隊が千葉県庁表敬 ルワンダからの帰国の隊員ら

 JICA=国際協力機構の海外協力隊で、海外での任務を終えた隊員や、7月以降に出国を控えた隊員らが7月14日、千葉県庁を表敬訪問しました。

 県庁を訪れたのは、アフリカのルワンダで約2年間、現地の教育に携わる任務を終えた松岡怜奈さんと、7月以降に海外への派遣を控えたJICAの隊員14人です。

 14人はいずれも県内に住む20代から60代で、現地の人たちと共に生活をしながら、飢餓や貧困など、その国が抱える問題の解決に向けて取り組みます。

 隊員らとともに県庁を訪れたJICA東京の森田千春次長は「都市部と地方、双方の良さと課題をあわせ持つ千葉県で感じたことを強みにして、国際協力活動に繋げてほしい」とエールを送りました。

 14人はそれぞれ、南アフリカやメキシコなど11か国に約2年間派遣され、小学校教育や公衆衛生の改善、指導などを担います。

ルワンダから帰国した 松岡怜奈 さん
「アフリカでは学びたいという意欲はあるけれど、教材や資源が無く十分に学べない現状を見てきたので、そういった方の支援に今後携わっていきたい」

南アフリカに派遣予定 本木淳也 さん
「実際行きどんなことができるか、やれることやってみたいという気持ちで、わくわくした気持ちでいっぱい」

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