住民集うトレーラーハウス 盛岡にレンタルスペース、8月から

トレーラーハウスの内部を説明する田村望代表

 盛岡市のAZcovo(アズコーヴォ、田村望(のぞみ)代表)は8月、所有するトレーラーハウスを活用したレンタルスペースを同市厨川に開設する。各種イベントや商用など使い方は自由で、有料で貸し出す。田村代表(51)は「地域住民が集ったり、趣味の時間を過ごす空間として使ってもらいたい」と期待している。

 国道4号沿いの所有地に、全長約7メートル、幅約2.5メートルのトレーラーハウス1台を設置。秋田県の業者に製造を依頼し、内部は白い壁と木材を使った床、天井が温かみを演出する。キッチンやトイレ、テーブル、椅子を備える。1日単位で団体や個人の1組に貸し出し、料金は1万~2万円を見込む。

 今月31日までクラウドファンディング(CF)で寄付を募り、ウッドデッキ整備や植栽などを進め、設備や環境を充実させる。問い合わせは田村代表(azcovo0@gmail.com)へ。

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