個人情報記載の資料を別人に誤送付 滋賀・守山市、封筒に入れる作業でミス

守山市役所

 滋賀県守山市は14日、市民税・県民税の還付業務で個人情報が記載された資料を封筒に入れる作業を誤り、別人の資料を少なくとも住民2人へ郵送したと発表した。

 市によると、誤封入したのは市・県民税還付通知書に同封する市・県民税年金特別徴収に関する案内で、名前や還付額などが記載されていた。職員2人が相互確認して封入を進めていたが、作業後に同通知書の印字誤りが判明。差し替え作業を行った際、同姓の住民の分を誤って封入したという。

 市は先月30日に住民50人に郵送し、今月5日に住民から市納税課に指摘があった。44人分は誤りがなかったが、残る4人分は確認が取れていないという。市は「今回のようなイレギュラー対応では特にダブルチェックなどの対応を徹底する」としている。

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