投開票ミスが続く仙台市選挙管理委員会 機械導入で市議選に臨む

仙台市では投票率の向上に加え、2014年の衆議院議員選挙から投開票の際にミスが相次いでいることも課題になっています。14日、投票所の職員らに対し説明会が開かれ、今回の選挙から導入される投票用紙の新たな配布方法などを確認しました。

宮城野区で開かれた説明会には、設置される28の投票所から現場責任者など約85人が参加しました。

宮城野区選挙管理委員会大泉正樹事務局長「様々な変更点がございますけれども、皆様におかれましては正確かつ円滑な投票事務の遂行にお力添えいただきたい」

説明会では投票所の設営手順のほか、今回から新たに導入される機械を使った投票用紙の配布方法などについて確認しました。

入場券引き換えに投票用紙を交付する際、これまでは手作業で選挙人名簿と照合していましたが、今回の選挙からは入場券のバーコードを機械で読み込む方式に変わります。

受付時間の短縮と共に、名簿を見間違えて期日前と投票日当日に2度に渡って投票用紙を交付するなどのミスが防ぐのが狙いです。 開票に当たっては票の処理などについての説明を徹底するほか、留意点を記したポスターを開票所に掲示するなどして、ミス防止に努めます。

宮城野区選挙管理委員会事務局門脇将史係長「初めてのシステムの導入になりますので、正確な対応ということで1つ1つ丁寧に対応していければと考えております」

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