滋賀県警草津署は14日、滋賀県草津市の男性会社員(61)が架空請求で約2900万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。
同署によると、2021年9月3日、男性の携帯電話にサイトの登録完了通知と解除希望時の連絡を求めるメールが届いた。男性が電話すると、応対した男から「いったん会員登録料を支払っていただき、解約金を差し引いた差額は返金する」などと言われ、電子マネー60万円分を購入して券面番号を伝えた。さらに「多数のサイトに会員登録していると分かった」などと言われ、昨年2月17日までに数百回にわたり電子マネーを購入して券面番号を伝えたという。