ユベントスがスーパーリーグ構想からの脱退手続き開始、マドリー&バルサと協議へ

[写真:Getty Images]

ユベントスは13日、欧州スーパーリーグ(ESL)構想からの脱退手続きを開始したと発表した。

ESL構想とは欧州サッカー連盟(UEFA)主催のチャンピオンズリーグ(CL)に対抗するアイデアとして計画されたリーグ戦。2021年4月に創設が発表され、ユベントスを含む欧州各国の強豪12クラブが参加を表明した。

しかし、国際サッカー連盟(FIFA)やUEFA、各国のサッカー協会が反対の意思を表明したほか、大会方式などを巡ってサポーター、選手などからも批判の声が噴出。レアル・マドリー、バルセロナ、ユベントスを除く9クラブが次々と脱退を表明し、構想は事実上頓挫していた。

ユベントスも先月6日にとうとう脱退の意向を表明。そして13日、「ESL構想からの脱退に向けたマドリー、バルセロナとの協議を開始した。撤退を完了させるためには両クラブの同意が必要となる」と説明している。

なお、マドリー、バルセロナは現在も脱退の意向を表明していない。

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