去就注目の19歳ラヴィア、新天地はヘンダーソン&ファビーニョ売却濃厚のリバプールか

[写真:Getty Images]

ビッグクラブ移籍が噂されるサウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)だが、とりわけリバプールが獲得に力を入れているようだ。

マンチェスター・シティの下部組織で育ったラヴィアは昨年7月にファーストチーム昇格ではなく、サウサンプトン移籍を選ぶと、加入後すぐにポジションを確保し、公式戦35試合に出場。シーズン中から数多くのクラブが関心を寄せてきたとされる。

サウサンプトンがチャンピオンシップ(イングランド2部)降格の憂き目に遭ってしまったこともあり、今夏の新天地行きが濃厚と言われている状況。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リバプールはユルゲン・クロップ監督がラヴィアの獲得を熱望しているという。

中盤にはアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライという攻撃面で違いを発揮する2選手を獲得したリバプールだが、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)とブラジル代表MFファビーニョ(30)の守備的MF2人は退団が近づいている状況だ。

ヘンダーソンはスティーブン・ジェラード新監督を迎えたアル・イテファク、ファビーニョはアル・イテハドと両者ともサウジアラビア移籍が濃厚とみられている。

両者の売却が完了すれば、ラヴィア獲得を躊躇する理由がなくなる模様。「守備的MFを補強する必要性」という観点から、ラヴィアの新天地はリバプールが濃厚では?と考えられている格好だ。

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