ライプツィヒがクラブ史上最高額でオペンダを獲得、エンクンク後釜を確保

[写真:Getty Images]

RBライプツィヒは14日、RCランスのベルギー代表FWロイス・オペンダ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの5年間で、移籍金はドイツ『キッカー』によれば3800万ユーロ(約59億3000万円)+ボーナスでライプツィヒ史上最高額の移籍金とのこと。

ライプツィヒ移籍を決めたオペンダは「エキサイティングなクラブ。最高の施設を備えており、大きな可能性を秘めたチームだ」とコメント。

ベルギー生まれで、モロッコとコンゴ民主共和国にルーツを持つオペンダは、クラブ・ブルージュでファーストチームデビュー。その後、2020年から2年間レンタルでプレーしたフィテッセでストライカーとしての才能を開花。昨夏、1000万ユーロ(約15億円)と言われる移籍金でRCランスへ完全移籍した。

初挑戦のリーグ・アンでは全38試合に出場し、21ゴール4アシストを記録。絶対的なエースとしてチームの躍進を支えた。また、ベルギー代表では昨年のカタール・ワールドカップにも出場していた。

センターフォワードを主戦場に左右のウイングでもプレー可能な177cmのストライカーは、爆発的なスピードと優れた得点感覚を有する。シュートレンジは広くないものの、両足を遜色なく操ってGKのタイミングを外してゴールネットをいともたやすく揺らす。さらに、アシスト数は多くないものの、クロスやラストパスでのチャンスメークも得意とする。

ライプツィヒではブンデスリーガ得点王に輝いたフランス代表MFクリストファー・エンクンクのチェルシー移籍、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライのリバプール移籍が決定。前線の補強が急務となっていた。

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