栃木県足利市迫間（はさま）町のあしかがフラワーパークでサルスベリが見頃を迎え、夏場の園内に彩りを添えている。
サルスベリはピンク色などの小さな花が枝先に集まって咲く。開花時期が長く「百日紅（ひゃくじつこう）」とも呼ばれる。同園には樹高4、5メートルの計18本があり、今年は例年並みの6月末ごろ開花。8月いっぱい楽しめるという。
蒸し暑くなった14日は、来園者たちが日傘やタオルを手に散策し、頭上に咲くサルスベリに見入った。佐野市栃本町、主婦渡辺洋子（わたなべようこ）さん（74）は「花にボリュームがあってきれい。バラやスイレンも美しく、足取りが軽くなります」とにこやかに話した。
