天皇杯でサポーターが違反行為のFC東京、鹿島戦で警備体制強化…全ゲートでの手荷物検査や警備員の増員

[写真:©︎J.LEAGUE]

FC東京は15日、16日に行われる明治安田生命J1リーグ第21節の鹿島アントラーズ戦における警備体制強化を発表した。

FC東京では、12日に行われた第103回天皇杯3回戦の東京ヴェルディ戦で、サポーターによる違反行為が大きな騒動となっている。

試合前に飛田給駅の企業看板の器物損壊事件に加え、スタンドでは花火や発煙筒を使用した禁止されている行為が確認。クラブは警察への協力とともに、火気を使用した人物の特定と事情聴取を進め、厳正な処分を下すと発表していた。

そんな中で行われる16日のホームゲームでは、警備体制を強化。全入場ゲートにて手荷物検査を実施する他、北側スタンド(ホーム自由席)を中心に警備員を増員して配置、またピッチレベルからの監視を強化し、安全管理を徹底するという。

これを受けて待機列の整理や開門時間も変更。SOCIO待機列整理は16時、開門は16時20分、一般列整理は16時40分、開門は17時となる。

FC東京は改めて観戦マナーの遵守について注意喚起。「法令違反や悪質な違反行為とクラブが判断した場合には、警察への届け出や法的措置を執らせていただく場合もございます」と、違反者には厳しい処分を下すことも伝えている。

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