県内初 現地決済型ふるさと納税 「ふるさとNOW」導入

 糸魚川市は14日、市役所で定例記者懇談会を開いた。県内初導入となる現地決済型ふるさと納税「ふるさとNOW」、15、16の両日に上越地域で開かれる環境スポーツイベント「糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMIT2023」などについて、米田徹市長が報告した。

会見で説明する米田徹市長

 「ふるさとNOW」では、市内の提携施設に設置されたタブレット端末を使って手軽にふるさと納税ができる。返礼品として、ふるさと納税を行った施設で使えるクーポン券(寄付額の3割相当)をその場で受け取れる。

 糸魚川カントリークラブで20日に導入するのを皮切りに、市内の宿泊施設や道の駅などに順次導入していく考え。米田市長は「当市を訪れた方から気軽に行っていただくことで、ふるさと納税の裾野を広げ、地域内の循環型経済がより高まれば」と期待した

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