ウクライナ国立民族舞踊団 長崎で平和のステップ 20年ぶりの日本公演、華やかに

華やかな民族衣装に身を包み、躍動感あふれるステップを披露する団員たち=長崎ブリックホール

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)に拠点を置く「ウクライナ国立民族舞踊団」の長崎公演(MIN-ON主催、長崎新聞社特別協力)が14日、長崎県長崎市茂里町の長崎ブリックホールであり、躍動感あふれるステップなどで観客を魅了した。
 同舞踊団は2022年2月のロシア侵攻により公演や練習の中止を余儀なくされながら、伝統文化・芸術を伝える活動を続けている。
 今回は、民主音楽協会(MIN-ON)が創立60周年を記念して平和と友好の輪を広げようと総勢約50人の団員を招き、20年ぶり3回目の日本公演が実現した。
 ステージでは、華やかな民族衣装に身を包んだ団員が軽快でコミカルなコサックダンスや、男女ペアを組んで踊るにぎやかなダンスなどを続々と披露。観客は笑顔を輝かせ、盛んな拍手を送った。

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