「君たちはどっちに行くのか」というのがよく分かるデータはこれ?! の巻/倉井史也のJリーグ

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

実は今週末のゲームって、選手にとってはすごく大事なんですよ。というのも来週の21日(金)から、第2登録期間(ウインドー)がオープンするんです。もうすでに移籍を表明している選手もいるけれど、この21日から8月18日(金)までの間にライバルがやってくるかもしれないんです。

もしかしたら弱点を補う選手かもしれないし、自分たちの特長をさらに生かす選手が来るかもしれない。だけど自分が活躍すれば安心してライバルなんて取らない可能性もある、ってことを考えてるんじゃないですかね。

じゃあ、弱点をなくすための選手なのか、あるいは現在のストロングポイントを生かすための選手なのか、こんなポイントを見れば分かるかも。

【先制したぜランキング】

(先制点を奪った試合数)

1:神戸/15回

2:札幌/13回

2:横浜FM/13回

2:C大阪/13回

5:鹿島/12回

6:名古屋/11回

7:広島/10回

7:鳥栖/10回

9:FC東京/8回

9:G大阪/8回

9:福岡/8回

12:川崎/7回

12:横浜FC/7回

12:京都/7回

15:浦和/6回

15:新潟/6回

17:柏 /5回

17:湘南/5回

【先制したら強かった(勝率)ランキング】

(先制した場合の勝率)

1:FC東京/0.88

2:川崎/0.86

3:横浜FM/0.85

4:浦和/0.83

5:神戸/0.80

6:C大阪/0.77

7:名古屋/0.73

8:広島/0.70

9:鹿島/0.67

10:G大阪/0.63

11:鳥栖/0.60

12:京都/0.57

13:福岡/0.50

14:新潟/0.50

15:札幌/0.46

16:横浜FC/0.43

17:柏 /0.40

18:湘南/0.40

【前半から飛ばすぜランキング】

(前半リードした回数)

1:神戸/11回

1:札幌/11回

3:横浜FM/10回

4:名古屋/9回

4:C大阪/9回

6:FC東京/8回

6:鹿島/8回

8:浦和/5回

8:新潟/5回

8:G大阪/5回

11:川崎/4回

12:柏 /3回

12:湘南/3回

12:福岡/3回

12:鳥栖/3回

16:京都/2回

17:広島/1回

17:横浜FC/1回

【前半リードすればこっちのものランキング】

(前半リードしたときの勝率)

1:浦和/1.00

1:G大阪/1.00

1:川崎/1.00

1:鳥栖/1.00

1:広島/1.00

1:横浜FC/1.00

7:神戸/0.82

8:横浜FM/0.80

9:名古屋/0.78

10:C大阪/0.78

11:FC東京/0.75

11:鹿島/0.75

13:湘南/0.67

14:新潟/0.60

15:札幌/0.55

16:京都/0.50

17:柏 /0.33

18:福岡/0.33

ってことで、このランクを見るとやっぱり横浜FMと神戸の強さがハッキリ出ていて、名古屋が何とかついてきてるぞっていう今の順位表が裏付けされてると思うんです。そして思い切りジェットコースターなのが札幌。先制点は奪えるけど勝率がよくないし、前半はリードできるけど勝率はよくないし。でもって、今下位にいる横浜FC、柏、湘南だけど、数字で見るとやや柏が苦しいかも。

ということで、いろいろチームの特長が出ているデータなのでした。札幌と柏はもしかすると今月の補強が浮上のカギになるって感じじゃないですかね。知らんけど。

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