ボクシングのバンタム級で世界主要4団体王座統一を果たした井上尚弥が15日、スーパーバンタム級2団体王者のスティーブン・フルトン(米国)に挑む世界戦(25日)に向け、横浜市の大橋ジムで取材に応じ「不安材料は全くない。久々の挑戦者で過去一番気合が入っている」と引き締まった表情で語った。
昨年12月に4団体王者となり、今年1月に全ての王座返上を発表。フルトン戦は日本男子2人目となる世界4階級制覇も懸かる。「かなり順調に仕上がっている。パワーもスピードも増している。準備をしていく過程で十分に手応えがあるし、自分にはスーパーバンタムがベストなんじゃないか」と自信を口にした。