インテルがユーベ行きにも関心のルカクに憤り… 一転して破談の可能性も?

[写真:Getty Images]

チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカク(30)の再獲得を狙うインテルだが、ルカクの態度に憤っているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。

昨シーズンは2021年夏に去ったインテルへレンタル移籍で舞い戻り、公式戦37試合に出場したルカク。6月いっぱいでレンタル期間は終了したが、ルカクは来シーズンもインテルでプレーすることを希望し、インテル側も獲得を目指すなど去就に注目が集まっている。

インテルは元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)をマンチェスター・ユナイテッドに3500万ユーロ(約54億4000万円)とアドオン500万ユーロ(約7億8000万円)の移籍金で売却する可能性があり、それと同じ3500万ユーロ+アドオン500万ユーロのオファーをチェルシーに提示する準備を進めているという。

ところが、国内のライバルであるユベントスもルカクを狙い始めた。12日にロンドンで行われた会議にて、8月4日までにセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)を売却することを条件に、チェルシーに3750万ユーロ(58億5000万円)+アドオン250万ユーロ(約3億9000万円)のオファーを提示したという。

一方、チェルシーはインテルとの取引を早く完了させたいと考えているとのことだが、ここに来てルカク本人の態度が問題に。ユベントスからの関心に強い意欲を見せ、インテルの経営陣やチームメイトからの契約締結の催促に応じていないようだ。

これに憤っているインテルはルカクが態度を改めない限り、他の選手にターゲットを切り替える可能性もあるとのこと。ルカクはこのままユベントス移籍を目指すことになるのだろうか。

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