鳥取・米子の「お肉を愛するラーメン屋」のチャーシュー麺が激しいので見て欲しい

旅人へひとこと

鳥取県西部の米子市にある「お肉を愛するラーメン屋」のチャーシュー麺の魅力を余すことなく伝えます。

その店は鳥取県西部の米子市にある

「鳥取のラーメン屋」って聞いたら、皆さん、並ばずに入れると思いませんか。ところが、並ばないと食べられないラーメン屋さんもちょこちょこあるんですよね。米子市にある『ラーメン悟空』はその筆頭です。お世辞にも外観からは人気店に思えないんですが、実は超人気店。オープン前に撮影したので「本当に?」と思われるかもしれませんが、常に待ち人が店の前にいて、心を折られるレベルの群衆になっていることもあります。

店の中はカウンター席とテーブル席に分かれています。昔はオモチャとか本が置かれていて、子連れでのんびりできたんですけどね。いつしかブレイクしてふらっと行くことなんてできなくなりました。その理由は何と言っても肉、にあります。

器からデロンと肉が溢れ出す系

一番人気は「チャーシュー麺」。この『ラーメン悟空』、キャッチコピーは「お肉を愛するラーメン屋」なのです。ちなみに、居酒屋の『炉端かば』のキャッチコピーは「山陰をこよなく愛する」なので山陰のお店愛し過ぎ問題も浮上していますが、それは別の機会に検証します。

どれくらい肉を愛しているのか?は注文して届く一杯で一目瞭然。こちらです。

いかがでしたでしょうか?

と、かつて流行ったブログみたいなことを言いたくなる気持ちもわかってもらえるかと思います。肉で麺が見えないばかりか、デロっと器からはみ出しているんです。この肉の暖簾をかき分けて肉のワンダーランドに入ってみます。

ちなみに、チャーシューはバラ、豚トロ、モモの3種。普通、たとえチャーシュー麺でも麺がメインで麺の合間に肉を食べる感じがあるじゃないですか。こちらは肉を食べる合間に麺を食べるという新感覚が味わえます。味はわりと薄めの醤油です。

Instagram風に真上からも撮ってみました。映えますよね。

店主いわく「制圧して欲しい」

せっかくなので店主の林原尋生さんにこだわりを聞いてみました。

「バラ、トロ、モモの部位ごとに厚みと火入れ加減を考えて、量や脂に負けず老若男女問わず、完食できるチャーシュー麺にしています。見た目に反してあっさりしているのが特徴です。最後まで食べられる喜びを感じて欲しいので」とのこと。確かに全然重くなくて、するするいけてしまうんですよね。クラフトビールで例えると、「松江ビアへるん」の「おろち」ですね。ハイアルコールなのにぐいぐい飲めてしまうやつです。

林原さんからはこんなメッセージをいただきました。

「さらっと食べられるチャーシュー麺をぜひ制圧しに来てください!」

チャーシュー麺を制圧。そんなパワーワードを体験したい方はぜひ、山陰の玄関口、米子へお越しください。

ラーメンが届いたときのエンタメ性

チャーシュー麺ってもろにお店のサービス精神が露わになるメニューだと思うんですよね。肉好きのぼくはラーメン屋で常にチャーシュー麺を注文し続けてきたのでわかるのですが、「これでチャーシュー麺って名乗ってしまうの?」というお店も少なくありません。逆に「え!こんなに載せていいの?」と思ってしまう店はこの『悟空』くらい。見た目でも存分に楽しませてくれるチャーシュー麺は、この原材料高騰の時代に非常に貴重だと思います。

なんと店先にラーメンの自動販売機も!

いや、ここまでチャーシュー麺のことを書いてきて「このメニューがおすすめ!」でチャーシュー麺を書くのは憚られますよね。というわけで、店先にある自動販売機をご紹介。各種ラーメンはもちろん、チャーシューを買うこともできますよ。

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ラーメン 悟空

〒689-3403 鳥取県米子市淀江町西原1096−3

公認ライターが太鼓判!日本各地の美味しいラーメンをご紹介

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*この記事は2023年6月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:矢野竜広

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