ツアーモデルか軽量モデルか HS50m/s台に推薦するモデルを発表
昨年爆発的にヒットした人気シリーズの続編から、固定観念をくつがえす革新的ボディをまとったモデルまで、多くの話題作が登場した2023年上半期ドライバー市場。全体的にプロ仕様のツアーモデルと、アマチュア仕様の軽量モデルがバランスよく登場したラインアップだったが、果たして「クラブ試打 三者三様」の出演者3人から高評価を得た一本は何だったのか!? フルスイング系YouTuber・万振りマンの総合評価(5項目の平均点)が高かったベスト3を発表する。
第3位:ST-Z 230 ドライバー(ミズノ)
「クセのない打ちやすさで、どんなタイプのプレーヤーにもフィットするモデルです。新テクノロジー『コアテックチャンバー』の効果なのか、βチタンフェースのおかげかは分かりませんが、初速性能の高さを十分に実感することができました。もう少しスピン量は抑えたいですが、カチャカチャ機能やシャフトで調整すれば問題なし。形状も打感も万人受けする、買って損はしないドライバーといえるでしょう」
ミズノ ST-Z 230 ドライバー「安定感抜群! 課題はスピン」
第2位:パラダイム ドライバー(キャロウェイ)
「軽く振っているのに、強弾道が楽に出せる長所が際立っています。インパクト時にパワーロスがなく、ボールに力がしっかり伝わります。それも単にフェースの反発力だけではなく、ボールを押し込むヘッドのたわみや、シャフトの相性によるスピード感が、ボール初速として表現できています。お世辞も忖度もなく、ゴルフをする全プレーヤーに使ってもらいたい。それほど完成度が高く、万能型といえます」
第1位:パラダイム ◆◆◆ ドライバー(キャロウェイ)
「振り心地はイメージ通りで、飛び出す出球の球質の強さは目を見張るものがあります。一発の強さもありながら、左右への操作性も十分に発揮できるところは“今年最強”に値する性能。飛びの強さだけが際立つというより、常に飛びが合格点を付けられる程度で収まる。つまり長所が飛び抜けているというより、気になる短所が見つからない強さを感じます」