アーセナルは15日、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。
契約期間は長期と発表。背番号は「41」に決定した。
なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、移籍金はクラブレコードとなる1億500万ポンド(約190億6500万円)となり、イギリスのクラブ間での移籍でも史上最高額の記録となる。
ライスはチェルシーのユースからウェストハムのユースへと加入。その後は下部組織を含めてウェストハム一筋でプレー。10シーズンプレーし、プレミアリーグで204試合10ゴールを記録。キャプテンとしてチームを牽引し、イングランド代表でもすでに43試合で3ゴールを記録している。
2022-23シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で見事に優勝。ECLの最優秀選手賞も受賞した。
ミケル・アルテタ監督はクラブを通じてライスの獲得を喜んだ。
「デクランの加入を本当に嬉しく思う。彼は驚異的な能力を持った選手で、何シーズンもプレミアリーグやイングランド代表で高いレベルで活躍している。デクランは疑いようのないクオリティをクラブにもたらしており、ここで大きな成功を収める可能性を秘めた並外れた才能を持っている」
「デクランはまだ24歳ながらプレミアリーグで素晴らしい経験を持っている。彼は非常に優れたウェストハムチームのキャプテンを務めており、誰もが見たように、最近ヨーロッパのトロフィーを掲げた。彼が引き受けた責任と役割は非常に印象的であり、我々は彼がチームに加わることに本当に興奮している」
