FC東京が違反行為の経過報告、花火使用の申し出は3名で当面入場禁止…看板の器物損壊は進展なしも、東京Vが清掃を実施

[写真:©︎J.LEAGUE]

FC東京は15日、サポーターによる違反行為の経過報告をした。

FC東京では、12日に行われた第103回天皇杯3回戦の東京ヴェルディ戦で、サポーターによる違反行為が大きな騒動に。試合前に飛田給駅の企業看板の器物損壊事件に加え、スタンドでは花火や発煙筒を使用した禁止されている行為が確認されていた。

クラブは14日に経過報告を行い、火薬類等危険物の持ち込みおよび使用をした複数人の申し出があったとした一方で、看板の器物損壊については犯人が出てこないことを報告していた。

15日の報告では、火薬類等危険物の持ち込みおよび使用の申し出は3名だったことが判明。クラブは15日に事情聴取を行い、事実を確認したとのことだ。

なお、大会主催者である公益財団法人日本サッカー協会(JFA)による聴取、処分が決定するまで、クラブとしてFC東京関連の試合の入場禁止の処分を下すことを決定。引き続き、関係者に関する調査を進めるとした。

一方で、看板の器物損壊に関しては進展なし。原状回復については、東京ヴェルディの意向に添い、両クラブ間で原状回復方法を協議。東京Vが14日に清掃を行ったと発表した。

この件もあり、FC東京は16日に開催される鹿島アントラーズ戦では、全ゲートで手荷物検査を実施することを発表している。

© 株式会社シーソーゲーム