宮崎県内の太陽光事業者、収入減 九州で発電量抑制急増

 日照条件が良く太陽光発電の普及が進む本県など九州全県で、電気を使い切れず発電量を一時的に抑制する「出力制御」が急増している。今年4、5月(計61日)の制御日数は過去最多の44日に上り、再生可能エネルギーが連日のように失われる事態に。県内でも時季によって事業者の売電収入が減るケースもあり、国を挙げて脱炭素を目指す中、再エネの有効活用が大きな課題となっている。

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