小中学生が地元で「海中散歩」 長崎・高島 シュノーケリング体験 豊かな自然に触れる

シュノーケリングを楽しむ児童生徒ら=長崎市、高島海水浴場(やったろうde高島提供)

 長崎県長崎市立高島小中学校(宇土衛校長)のシュノーケリング体験が14日、同市高島町の高島海水浴場であり、児童生徒らが地元の豊かな自然に親しんだ。
 市の子ども農山漁村交流体験事業。同町でサンゴや熱帯魚など海中景観を楽しむ「シュノーケリングピクニック」を提供する地域おこし団体「やったろうde高島」のインストラクターが、児童生徒13人と教員10人を連れて海の中を案内した。
 ウエットスーツを着用し、シュノーケルやマスク、フィンを付けて海に入った子どもたちは、慣れた様子で泳ぎ回り、クマノミやソラスズメダイ、チョウチョウウオなどカラフルな魚たちとサンゴを楽しんだ。小学6年生の竹山悠進君(12)は6回目のシュノーケリング。「毎年の楽しみ。間近に魚たちを見てきれいだなと思った」と地元の海中散歩を喜んだ。高島の海に初めて入ったという中学3年生の担任、牟田早耶香教諭は「いろんな人たちに高島に来てもらい、良さを知ってもらいたい」と話した。

シュノーケリングで見ることができるクマノミ(やったろうde高島提供)

© 株式会社長崎新聞社