序列低下のFWサン=マクシマンがサウジアラビアへ移籍か? ニューカッスルと同グループ、政府系ファンド「PIF」傘下のアル・アハリが交渉へ

[写真:Getty Images]

ニューカッスルのフランス人FWアラン・サン=マクシマン(26)にサウジアラビアからの関心が寄せられているという。カタール『Alkass』が伝えた。

ニューカッスルで10番を背負い、その馬力ある突破が魅力のサン=マクシマン。2019年8月にニースからニューカッスルに移籍し、主軸として公式戦124試合に出場し13ゴール21アシストを記録している。

しかし、チームがプレミアリーグ4位と躍進した2022-23シーズンはプレミアリーグで25試合に出場したもののチーム内の序列は低下。ケガによる2度の離脱も影響した中で1ゴール5アシストに終わり、不本意なシーズンを送っていた。

エディ・ハウ監督の下では序列も高くないサン=マクシマンは、今夏の移籍の可能性について自身のインスタグラムで明かし、「キャリアの転換期」と綴っていた。

そのサン=マクシマンには、今夏の移籍市場で躍動するサウジアラビアからの関心が。アル・アハリが獲得に興味を示し、ニューカッスルと交渉をスタートさせているという。

ニューカッスルはサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」がオーナーとなったが、その「PIF」はサウジアラビア国内の強豪4クラブを傘下に入れ、アル・アハリもその1つ。つまり、グループ内での移籍ということになる。

ニューカッスルもレスター・シティのイングランド代表MFハーヴィー・バーンズをサン=マクシマンの代役として考えているともされており、移籍話が一気に加速する可能性もありそうだ。

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