ドジャースがメッツとの接戦を制す 千賀好投するも8勝目ならず

【ドジャース5-1メッツ】@シティ・フィールド

ドジャースは1対1の同点で迎えた8回表に一死1・3塁のチャンスを作り、デービッド・ペラルタの併殺崩れの間に勝ち越しに成功。9回表にはメッツ4番手のグラント・ハートウィッグを攻めて3点を追加し、勝利を決定づけた。ドジャース3番手のブルスダー・グラテロルが7回裏の1イニングを無失点に抑え、3勝目(2敗)をマーク。メッツは先発の千賀滉大が6回103球を投げて被安打4、奪三振9、与四球2、失点1の好投を見せたが、3番手のアダム・オッタビーノに4敗目(0勝)が記録された。

前日、5月末以来となる単独首位に立ったドジャースは、3回表にムーキー・ベッツが千賀からライトへの27号ソロを放ち、1点を先制。先発のトニー・ゴンソリンは4回裏にブランドン・ニモの14号ソロで同点に追いつかれたものの、5イニングを1失点に抑える好投を見せた。試合は1対1の同点のまま終盤を迎え、ドジャースが8回表に1点を勝ち越し。9回表にはメッツの守備のミスもあって3点を追加し、5対1でメッツを破った。

千賀は3回表に先制アーチを浴びたものの、強豪ドジャースを相手に力強いピッチングを披露。6回表一死満塁のピンチでは、強打者J・D・マルティネスを自慢のフォークで空振り三振に仕留め、ペラルタはピッチャーゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。勝利投手に値する内容だったが、打線の援護に恵まれず、8勝目は次回登板以降に持ち越し。それでも直近6登板では防御率2.37と見事な活躍を見せ、ビッグネームが並ぶメッツ先発陣のなかで存在感を発揮している。

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