西宮ストークスが「神戸ストークス」に バスケB2 神戸移転に合わせ変更

神戸ストークスとしての新しいユニホームをまとった(左から)中西良太、川島聖那、道原紀晃=神戸市中央区

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)西宮ストークスは16日、本拠地の神戸市移転に合わせ、新チーム名を「神戸ストークス」にすると発表した。兵庫の県鳥コウノトリの英語名ストークスは引き継ぎ、北村正揮社長は「伝統を継承し、神戸で大きく羽ばたいていきたい」と説明した。

 チームカラーの緑も変えず、新ユニホームは神戸らしさをイメージ。ロゴは全て白で統一感を出した。

 会見は神戸港中突堤(同市中央区)の観光遊覧船「boh boh(ボーボー) KOBE」の船上デッキで行われ、昨季の主将で同市中央区出身の道原紀晃選手は「神戸でプレーできるのは夢のよう。子どもたちにも夢を与えられるように盛り上げていきたい」と語った。

 これまでホームにしていた西宮市立中央体育館は収容人数などが1部(B1)への参入条件を満たしておらず、移転を決めた。神戸港の新港突堤西地区で2025年4月開業予定の新アリーナが完成するまでは、神戸・ポートアイランドのワールド記念ホールをホームにする。 (今福寛子)

© 株式会社神戸新聞社