伐採木で窯焼きピザ 岩泉と盛岡で営業「ベジトマ」

伐採事業で出た薪を使い、こだわりのピザを焼く小原一恵さん

 住宅街や庭の樹木を切る「特殊伐採」を手がける盛岡市桜台のプルージック(小原崇史社長)は、伐採で出た薪で焼いたピザ店を営んでいる。土日は窯を置く岩泉町の「薪窯ピザのベジトマ」岩泉店で販売。平日は盛岡店で、瞬間冷凍で風味を閉じ込めた商品の提供も始めた。伐採木を有効利用し、安全にこだわった食を通して、自然のありがたさも伝えている。

 岩泉店の窯の前で、小原社長(32)の妻で店長の一恵さん(33)が手際よく作業。薪による赤々とした炎で窯の温度は400度を超える。2分ほどで、クリスピー生地がカリッと焼き上がった。

 岩泉店の営業時間は土日午前11時~午後5時。盛岡店は平日午前11時~午後4時。問い合わせは(0194.22.8868)へ。

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