ライス獲得のアーセナル、トーマスがサウジ移籍で個人合意か? ジャカに続いて中盤の軸が去る可能性

[写真:Getty Images]

今夏の補強の目玉であったイングランド代表MFデクラン・ライスをついに獲得したアーセナル。一方で、代わりにまた1人チームを去ることになりそうだ。

2022-23シーズンはプレミアリーグで2位の成績を収め、7年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得したアーセナル。更なる高みを目指すため、今夏もよりクオリティの高い補強を目指していた。

その中でライスをはじめ、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、オランダ代表DFユリエン・ティンバーを補強。今夏3人の補強だが、支出は2億ポンド(約363億円)を超えることに。ただ、チームをステップアップさせるためには必要な投資と言える。

ただ、そのアーセナルからはキャプテンもかつて務め、チームをまとめていたスイス代表MFグラニト・ジャカがレバークーゼンへと完全移籍。そして、中盤を支えたガーナ代表MFトーマス・パルティ(30)もチームを去ることになるという。

予てからサウジアラビアへの移籍が噂されていたトーマスだが、イギリス『デイリー・エクスプレス』の報道によると、サウジクラブへの移籍で個人合意したとのことだ。

現地で報じられているものの、クラブ名は明かされていない。アーセナルとトーマスは2年間契約が残っているため移籍金も発生するという。

アーセナルはトーマスが移籍した場合には、サウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)の獲得レースに参戦するとのこと。移籍金5000万ポンド(約90億8000万円)とも評価されている中、リバプール、チェルシーとの争いで獲得を目指すという。

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