チャーター、GDP予測を上方修正

また大手銀行が香港の経済成長予測を上方修正した。7月13日付香港各紙によると、スタンダード・チャータード銀行はこのほど発表したリポートで2023年の香港の域内総生産(GDP)伸び率予測を3.6%から4.3%に引き上げた。第1四半期のGDPが予想を上回る2.7%だったことから、今年のその後の経済がさらに改善しなかったとしても通年のGDP伸び率は少なくとも4%に達すると指摘。中国の第2四半期の経済鈍化が目下のところ香港の経済成長の重しとなっているが、長期的な影響にはならず、下半期の香港の消費が引き続き経済回復をもたらし、中国本土の経済が再度加速する可能性があるため、香港の通年GDP予測を上方修正したと解説した。

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