海難防止、「用高さん」も着用 救命着、石垣海保呼び掛け

 【石垣】海難事故防止の意識を高めようと、石垣海上保安部は16日、ユーグレナ石垣港離島ターミナルで、具志堅用高さんの銅像へのライフジャケット着用式を開いた。観光スポットとして有名な像を通して、市民や観光客向けにマリンレジャーの際にライフジャケットを着用するよう呼びかけた。

 石垣海保によると、同海保管内でのマリンレジャーの事故は8人(今年1~6月末時点の速報値)で、昨年同時期比1人増。死亡・行方不明者は3人で同比2人減だという。

 石垣海保交通課の大城幸喜課長は「ライフジャケットを着用していると救命率は上がる。ぜひ着用してほしい」とPRした。

 (照屋大哲)

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