デラクルーズが史上最速の内野補殺を記録 レッズは痛恨の4連敗

【ブリュワーズ4-3レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

オールスター・ブレイクを挟んでブリュワーズとの対戦が6試合続き、直近3試合でいずれも完封負けを喫していたレッズは、同点に追いつかれた直後の3回裏に2点を勝ち越し。しかし、3対4で逆転負けを喫し、首位攻防3連戦で痛恨の被スイープを喫して首位ブリュワーズとのゲーム差が2に広がってしまった。ブリュワーズ3番手のホビー・ミルナーが今季初勝利(0敗)、4番手のデビン・ウィリアムスが23セーブ目をマーク。レッズ5番手のルーカス・シムズに2敗目(3勝)が記録された。

勝てば再びブリュワーズに並ぶことができるレッズは、2回裏にジョーイ・ボットーのタイムリー二塁打で先制。3回表にクリスチャン・イェリッチの13号ソロで追いつかれたが、3回裏にジェイク・フレイリーの12号2ランで勝ち越しに成功した。しかし、5回表にイェリッチのタイムリーで1点差に詰め寄られると、8回表にはオーウェン・ミラーの犠飛で追いつかれ、さらにアンドリュー・モナステリオのタイムリーでリードを許す展開に。8回裏と9回裏は三者凡退に終わり、首位攻防3連戦で痛恨の被スイープを喫した。

なお、この試合ではレッズの大型新人エリー・デラクルーズが時速97.9マイル(約157.6キロ)の内野補殺というスタットキャスト新記録を樹立。3回表先頭のジョーイ・ウィーマーのサードゴロを処理したデラクルーズは一塁に矢のようなスローイングをし、昨季オニール・クルーズ(パイレーツ)が記録した97.8マイルを上回る新記録となった。ただし、デラクルーズは今回の首位攻防3連戦で3試合連続4打数ノーヒットと沈黙。今季の成績は33試合に出場して打率.297、4本塁打、16盗塁、出塁率.333、OPS.811となっている。

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