レンジャーズが8回裏4得点で逆転勝利 ガルシアは80打点に到達

【ガーディアンズ5-6レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

レンジャーズは8回表に2点を失い、2対5と3点を追う展開となった直後の8回裏に打線が機能。一死1・2塁から3連続タイムリーで4点を奪い、6対5で逆転勝利を収めてガーディアンズ3連戦をスイープした。レンジャーズ2番手のコディ・ブラッドフォードが3回3安打2失点ながら2勝目(1敗)を挙げ、3番手のウィル・スミスは16セーブ目をマーク。ガーディアンズは新人右腕のタナー・バイビーが試合を作ったが、3番手のトレバー・ステファンが4失点で4敗目(4勝)を喫した。

昨季王者のアストロズを抑えてア・リーグ西部地区の首位に立つレンジャーズが強さを見せつけた試合だった。スティーブン・クワンの3号先頭打者アーチで先制されたものの、マーカス・セミエンの12号先頭打者アーチで同点とし、2回表にクワンのタイムリーで2点を勝ち越されると、3回裏にナサニエル・ロウのタイムリーで反撃。8回表にデービッド・フライに2号2ランを浴び、3点のビハインドとなったが、8回裏一死から連続四球でチャンスを作り、ロウのタイムリー、アドリス・ガルシアのタイムリー二塁打、ジョシュ・ヤングの逆転タイムリーと3連打で一気に試合をひっくり返した。

ア・リーグ打点王争いのトップを走るガルシアは、後半戦最初のカードであるガーディアンズ3連戦で3試合連続打点をマーク(合計5打点)。今季メジャー一番乗りで80打点に到達し、2位のラファエル・デバース(レッドソックス)に7差、3位の大谷翔平(エンゼルス)に8差をつけた(ナ・リーグのトップはブレーブスのマット・オルソンの77打点)。好打者が並ぶ上位打線が見事に機能しているレンジャーズ。大谷がガルシアに追いつくのは簡単ではなさそうだ。

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