夏の夜空を彩る5千発 つくみ港まつり「納涼花火大会」【大分県】

津久見の夜空を彩る大輪の花火=16日夜、津久見湾(多重露光撮影)

 第72回つくみ港まつり(港まつり実行委員会、津久見市、津久見商工会議所、大分合同新聞社主催)の「納涼花火大会」が16日夜、同市の津久見港であった。約5千発が夜空を彩り、多くの見物客を魅了した。

 大会告知など従来の方式で開催するのは4年ぶり。

 午後8時過ぎ、「キ・セ・キ」で開幕。アップテンポなヒット曲に合わせた「音楽花火」が観客を引きつけた。中盤で登場した2発の1.5尺玉は、迫力ある破裂音を津久見の山々とリアス式海岸に響かせた。

 終盤の尺玉30発を含む大玉100連発からフィナーレまでは連続で打ち上がり、夜空一面に咲いた色とりどりの大輪に会場から大きな歓声が上がった。

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